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重力ピエロ

今、あたしに読書をする気を起こさせる唯一の作家、伊坂幸太郎。
彼の作品の中でも、質の高さでいうと最高級ではないかと思う作品
「重力ピエロ」の劇場版を昨日観てきました。

彼の作品はミステリー作品なイメージが強いかもしれませんが。
この「重力ピエロ」もそうゆう要素はあることはあるんだけど、
これに関してはミステリーのフリした立派な家族愛の物語です。

原作、かなりオススメです。
特に最後の一行は天才すぎる。かつ、センスが素晴らしすぎる。

さて。
今回は映画について。
まずね。
リアルに2回泣きそうになった。
でも、原作でこの家族の持つ温かさは十分に知っていたので、
映画の展開に涙したとゆうよりかは、
原作を思い出して先行して目が潤んでしまった気はする。

「重力ピエロ」
この陽か陰かと問われれば、迷わず陰と答えるタイトル。
内容も決して明るい話ではありません。

辛い過去を持つ家族。
しかしながらこの家族の絆は、そんじょそこらの家族にはない強い絆。
深い傷を持ちながらも、温かい愛で包まれています。
その愛に泣きそうになるよ。

ちなみにあたしが泣きそうになったのは。

弟の春が絵画コンクールで金賞を取り、
家族でその展示を観に行ったところで起こる事件。
原作でも印象的だったシーンだけど、
その事件を帰りの車で家族で笑いながら振り返るシーンにホロリ。

あとは終盤。
弟の春に対して父親が「お前はオレに似て嘘がヘタなんだ」と
優しく微笑みながら言うシーン。これはもう涙、だよ。
この父は人として素晴らしすぎるんだよ。

では役者別に簡単に感想を。

●加瀬亮
兄の泉水役。
原作ではお勤めだったはずだが、映画では大学院生でした。
原作のままの設定だったらちょっとイメージ違ったけど、
映画のアレンジ加わってたので、違和感なかったかな。
子供時代の泉水を演じてた子役の子が加瀬くんに似すぎて、あれは逸材だったよ。

●岡田将生
この作品のキーパーソン的存在の弟・春役。
同じく伊坂氏原作の「アヒルと鴨のコインロッカー」では、
主人公の大学の同級生役というほんのチョイ役だった岡田くん。
数年後、同じく伊坂氏原作の映画作品で、立派に主役級になろうとは・・・!
ポッキーの着ぐるみバイトのCMで「誰?!この爽やかボーイは・・・!」と、
あたしが目をつけただけのことはある(笑)
ま、演技力は少々ご愛敬なとこあったけど、
原作のイメージは全く壊れなかったので無問題。

●小日向文世
若かりし頃のズラに笑えましたが(笑)
優しく寛大な人柄をいつもの感じで演じておられました。
ただ、横に並ぶ鈴木京香とのアンバランスさよ!笑
その絵面てきなことを配慮すると、もー少し誰かいたんじゃないかと・・・笑
でもまぁ、あの寛容な父を嫌みなく演じれる人というと、なかなか難しーか!

●吉高由里子
弟・春のストーカー、夏子役。
今、彼女を見ると玉木宏しか浮かばないんだよ!(笑)
原作と比べて、あまり活躍の場がないキャラとなっていて、
けっこー中途半端なことになってました。
まぁ彼女が出てくることで、いかに春が群を抜いた男前キャラなのかというのが
伝わりやすくなっていたという点で、存在価値はあったのかなー?

●岡田義徳
なーんか、あのウッチーを贅沢な使い方するなー!ってくらい、
チョイ役でびっくりしました(笑)

●渡部篤郎
これはもうキャスト知った時から、この役は渡部さんがするんだろーと思ってましたが。
その時から「ピッタシすぎやないかー!」と思ってましたが。悪役似合うよねー。
日本のゲイリーオールドマンだ。

●鈴木京香
この人も同じくキャスト知った時から「ピッタシやないかー!」と興奮していた起用。
陽気なギャングの時の雪子役も相当はまってましたが、
優しくて時に大胆で。したたかで美しい母役がピッタシでした。
本当にきれいな人よね。


いやー。
豪華なキャスト陣!
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