直島24-第5話-

李禹煥美術館のあとは、ベネッセハウスミュージアム。
これさっきから簡単に書いてるけど、移動が結構大変でした。
3つとも同じ山にあって、バスも出てますが、
あたしたちは車で行ったため、
細くて曲がりくねった山道をひたすら運転して、
地中美術館と李禹煥美術館へ。
しかし、ベネッセハウスミュージアムは
ベネッセハウスの宿泊者しか車で通れない道の奥にあるので(いじわる!)、
一旦山を降りて車を停め、そこからバスに乗り込んで再び山中へ。

ベネッセハウスミュージアム。
直島がアート島と呼ばれるようになった所以の美術館です。
宿泊施設も併設していて、民宿に比べるとべらぼーに高いけど、
そのぶんリゾート感は抜群。
建物内だけじゃなく、屋外にも作品が点在しているので、
ここのエリアはなかなかの観甲斐があります。
営業も夜21時までなので、日没前くらいに着いていたあたしたちは、
時間を気にすることなく、のびのびと美術館を堪能。
時には作品の上に寝転がってボーっとしてみたり、
同じ作品をまた戻って観返したり、
こちらも安藤さん設計の迷路館なので、その造りを楽しんだり。
そう、実にゆとりのある時間を過ごしていたわけです。

・・・この先に起こる悲惨な事態など知る由もなく。

散々楽しんだのち、
「お腹もすいてきたし、そろそろ戻ろかー?」
「そやなー!とりあえず、バスの時間調べとく?」

受付に行き、スタッフの人にバスの時刻を尋ね、
「最終のバスの時刻が・・・」と返ってきた答えに反応して
左手首の時計に視線を落とすと。

「今やん」

・・・。
・・・。
・・・。

ぎゃああー!!!!!!!!!

慌てて、館内を飛び出し、バス停までダッシュかますも、
時すでに遅し・・・
無情にも、最終バスはあたしたちを乗せずに走り去ったあとでした。

少し前の部分に戻りましょう。あたしはこう記しましたよね?
「一旦山を降りて車を停め、そこからバスに乗り込んで再び山中へ。」
そう、ここは山の中。やまのなか。山中と書いて、さんちゅう。

ようするにバスで来た道を戻るしかない。
しかしすっかり日は沈み、山道は暗闇の中。

これを?戻るの?バスで来た道を?歩くの?
夜だよ?山だよ?闇だよ?
しかも車は山下りて更に暫く歩いたとこに停めてあるから、
そこまで歩かなきゃいけないんだよ?夜だよ?

煮え切らない思いでいっぱいの中、ぶーたれながら歩くハメに。
夜だよ?山だよ?闇だよ?
信じらんない!
何でバスの時間をいの一番に調べておかなかったのよ!
まさか21時まで営業してるのに、
そんなに早くバス終わるなんて思わんし!
(だってまだ19時前とかだったはず。)

・・・・・・はっ!
あの営業時間は、宿泊者用だったのかー!!!!

と、闇夜の山道で叫びがこだまする頃にはもう後の祭りでした。
ほんとつくづくベネッセは宿泊者贔屓だぜ!

本気でヒッチハイクしようかと思ったけど、
車がまず通らないという事態。
だいぶ歩いたのちに、1台だけぶいーんと抜かしてたっけど。
でもまぁ途中から今旅の最大のハプニングとして楽しめるようにはなってました。
このあたしが夜の山道を歩くなんてね。
山くだって海岸近くに出ると、草間さんの黄色いかぼちゃが出迎えてくれました。
naoshima2.jpg
夜見ると心なしかグロテスク度がほんのりアップするような・・・

車に辿り着いたら辿り着いたで、「車の鍵がない!」事件に見舞われ、
これは山道を歩いてきたせいもあって、マジで泣きそうになりましたが、
なんてことはない。車にさしっぱなしだったとゆふ・・・。
冷静に考えると恐ろしいけどね。
勿論ドアもノーロックだったし、よく盗まれなかったもんだ。

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