三十路式~Power of 30~

最近ふと思い出したのが、高校の卒業アルバムの顔写真下の一言欄に書いた
「Power of 17」
ふう。せつないぜー。
当時想像もつかなかった未来を今、生きている。

しかし今、二十代卒業アルバムたるものをもし作るとして、
そこに一言何か書くとしたら、
「Power of 30」よりしっくりくる一言がある。

「うっかり色気」

うっかり出たらラッキーすぎるけど。笑

しっかり30代の具体的な目標を掲げている友人がいたり、
「何か目標立てなよ!」と言われたりで、
前出の「楽しく、屈さず、時に自覚を持って、でも気負い過ぎず」みたいな
ふわっとしたのじゃなくて、
「家族を作る」とか「ロンドンに行く」とか
「5キロ痩せる」とか「着付けをマスターする」とか「転職する」とか。
具体的な目標を考えなきゃ!
という脅迫を受けているに近い心境が導いたのが、
「うっかり色気」笑
今はこの半分冗談、半分本気のおちゃらけ回答で対応しつつ、
もうちょっと時間をかけて目標立てしていこうと思っています。
だって何かまだ実感がないんだよね。30代という。
まぁこのままちゃっかりこれが定着してしまう、恐れはあるけどな。笑

さて、そんな暫定目標に少しでも近付くべく。
30歳の誕生日は、京都で着物を着てきたぜーい。
名づけて、成人式ならぬ三十路式!

和装自体は巫女バイト時代にやってたけど、着物は実に成人式ぶり!
前々から「30の誕生日は、京都で着物!」と決めておったの。
やっぱネクストステージだしね!成人を祝う成人式で着物なんだから、
よりディープな大人入りする三十路だって着物で迎えるべきじゃない!?
お!いっそ三十路式なんて名づけちゃうかー!
と、我ながらさくっと思いついた案件。

響きが気に入ってやや乱用している感はあるのだが、
周囲でも「いいアイデアね!」と概ね好評である。
ただ一部、冷静に「三十路式ってなんやねん」と言われましたが。
そこではっきりさせておこうと思う。
三十路式とは、三十代入りを祝福するものであり、うっかり色気の修行であり、
今日から三十路!という事実を重く受け止めないための所業である。

しかし、問題が二つ降りかかるわけです。
まずは、京都と一口にいえど広し!
一体どこへ行くのだ!?という問題。
着物と言えば、京都でしょ!っつー安易な考えで選んだんだけど、
実はちっとも詳しくないし、なんなら地理的に苦手意識がある。
住所見てるだけで、迷子になりそー!みたいな。

そのうえ三十路式に対して「着物を着て、人力車に乗れて、名所何個か巡れたらよい。」
という、ざっくばらんな希望しかない。
そんなわたしの京都レベルといえば、清水寺、金閣寺、銀閣寺
くらいなら知ってるーという酷いもん。
我ながら、おいおいおい・・・みたいな感じだったんだけど、
周りの協力も得て何とか、「名所何個か巡れたらよい」から「三社参り」まで絞り込み、
(やはり何はともあれ、三十路入りに当たって、神頼みは大切よね!
ってことで、寺じゃなくて神社!というこれまた安易な考え。笑)
場所も最初は人力車といえば嵐山か!?という方向で話が進んでたんですが、
東山エリア(ってゆうのかな?)に絞り込む。

そしてインターネットフル活用+京都好きさんの助言を借りて、
下鴨神社、平安神宮、八坂神社の三社が決まる。
目的地が決まってからのわたしは凄かったよー。
各所のHPと地図と京都バスの時刻表と乗換案内を同時に開いて、
スムーズに着付けができて、無駄なく三社参りができて、
途中梅か桜でも愛でつつ、京都カフェもお忘れなく!
という、奇跡のルートを編み出しました。
この情熱をもっと違うものに傾けられたら、あたし大金持ちになれる気がする。


しかーし!
障害の多い三十路式企画。
奇跡のルートを編み出した矢先、着付けする店が見つからん。
この奇跡のルートからするに、JR京都で着付けるのが完璧だったのに・・・!
まぁルートを編み出したのが決行二日前ってのが一番問題だったのかもしれないけど。

着付けといっても、京都でよくあるレンタル着物を利用する予定だったんだけど
(手ぶらで行って、レンタル&着付けしてもらってお出かけ~みたいなやつ!)、
京都駅付近はそんなに盛んじゃなくて、迷う余地なかったのが逆に有難かったけど、
定休日と重なったりで、予約したのが当日の朝!しかも京都に向かう道中で!
予約できんかったらどうするつもりやってんお前って感じでしたが、
結局は思ってたより遅い時間になって京都で30分ほど時間潰すはめになったものの、
問題なく着つけてもらって、サービスでヘアアップもしてもらえて、
スタッフの皆さんいい方ばかりで、満足。

そして何より!
お天気が良かったのが一番の幸せ。着物で雨とかありえんもんね。
一時はその障害の多さに「神様がわたしの三十路式を阻んでいる!
22日、京都で何か不吉なことが起こるんじゃ・・・」とネガティブ一直線だったんだけど、
終わってみれば面白いことこの上ないプロローグでした。笑

肝心の着物は、桜色で柄も全体的に桜模様があしらわれた正に春!スプリング!!なのをチョイス。
本当はもーーっと地味な訪問着みたいなのに惹かれていたんだけど、
むこうの人にはアヴァンギャルドな派手な着物ばかりを薦められので、
最初はちょっと派手かな?と思った桜色の着物が一番しっくりくるように。

帯も素敵に仕上げてもらいました!(ただ、着付けた時は確認しなかったので、
後から写真見て知ったんだけど。笑)

ちょうど着付けを終えて京都駅に出ると共に、
最初の目的地、下鴨神社行きのバスが!
むちゃいいタイミングで無駄なく到着。

下鴨神社は京都好きさんに「京都の神社でどこがオススメ?」
と聞いて、得た回答の場所。「世界遺産ですよ!ぜひ行ってきて!」
ということで、楽しみにしてたんだけど、なるほど。
こりゃあ深いわ。森が!!
迷子になるかと思いました。笑
着物の返却時間というタイムリミットがあったので、
ゆっくりのんびりは出来なかったんだけど、
お天気のいい日にのんびりするにはうってつけの社でした。
あと、可愛い女性用のお守りが売ってたので、買う。
普段、お守りを買う習慣がなくて、ってか買ったことあったっけ?
ってレベルで身につけることがないのだけれど、
今回は30歳にちなんでの三社参りだし、
いっそのこと三社でお守り買っちゃおうかしら!というのがココで発案される。

下鴨神社を後にして、ランチタイム。
神社からすぐの所にあった「下鴨デリ」というカフェで。

ナチュラルな内装にセルフ式というところが、
どうもMUJIカフェを彷彿させる素敵な店でした!
三十代最初のランチは魚介のパエリア&おかず三種。

腹も満たされ、この時点で本来なら歩いて出町柳駅出て、
河原町あたりまで行く予定だったんだけど、
ちょうど道路沿いにある下鴨デリから外を眺めていくと、
河原町へ行くバスがびゅんびゅん通るので、
急きょ、予定変更!バスに乗って、時間をショートカット!

これが吉と出ました。
その後も調べていたバス情報を頼りさくさくと、 平安神宮到着!

さっそくお目当ての人力車見つけて、コースの説明などを伺い、
ひとまず平安神宮参拝。
外人さんが多くて、「一緒に写真撮ってください」
「写真撮らせてください」と、もはや芸能人。笑
外国人ツアー客の添乗員さんに着物の説明するからモデルになってください!
なんてパターンもありました。
あとは気がついたらシャッター切られてるなんて こともあったので、
認識できてないところでも撮られている可能性は高い。
そして、平安神宮では干支のお守りをゲットして、再び人力車のところへ。
コース悩んだけど、結局平安神宮まわりを周遊するコースで。

10分~15分くらいでしたが、説明も丁寧で写真もいっぱい撮ってもらえて、大満足。
さらに、本来なら京都御苑で桜と梅を・・・と思ってたんだけど、
タイムリミットが予定してたより早まったため諦めていたら、
人力車のお兄さんが親切に次の目的地である 八坂神社から歩いて行ける桜スポットを教えてくれた!ラッキー!
やはり、桜色の着物ですもの!桜観ないことにはね!
ほんとに京都観光は人力車乗るべきよ。
写真&情報収集というオプションがデカイわー

最後は八坂神社に向かうバスの乗り場をエスコートしてくれ、 これまた無駄なく祇園到着。(一応調べてはいたんだけど、 乗り場が思ってた場所と違ったので、教えてもらえて良かった!)

八坂神社参拝。

屋台なども出て、人の多さもダントツでした。
そしてお守りのお値段もダントツ・・・笑
健康祈願のお守りを買いました。
これで三社制覇でひと安心。

そのまま花見小路へ。

舞妓さんには残念ながら出会えませんでしたが、
風流な町並みをバックに着物姿の写真を収められたので良しとする。

そして人力車のお兄さんに教えてもらった新橋通り。

さぎ?か何かがお屋敷の上に直立しててびっくり。
最初作り物かと思ったら動いた。びっくり。

そして、桜ー!
あるーー!
テンション上がりました。

ちょうど新郎新婦の撮影会もしていた。
ハワイの結婚式もいいけれど、京都で着物の結婚式も雰囲気あって素敵!
なんかその新郎新婦の親族だと思うんだけど、一眼レフ構えた少年がいて萌えた。
たぶん小学校の低学年とかだと思うんだけど、
そんなもの与えてもらえるって、羨ましい環境だわ。

桜を堪能したあとは、少しだけ時間があったので、
祇園のカフェで一息入れたあと、京都駅へ。
帰りは電車で設定してたの正解でした。
バスだったら着物返却時間に間に合わなくて、追加料金発生してたかも。


なにはともあれ、準備は慌ただしかった三十路式ですが、
終わってみれば中々素敵な一日でした。
なんせ、あたしの場合、時間ロスなくスムーズに物事が進むのが、
この上ない快感なことであるからね。そういう観点からいくと、花丸もん。

そして、また京都で着物着たーい!と思った。
これは癖になりそうです! やばい!

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