BASARA

揚羽が…
揚羽が…
揚羽が…死んだーーーー!(涙)

悲しみがとまらない。

田村由美作品の入り口が「7SEEDS」だったならば、
彼女の代表作「BASARA」に手を出すのは至極当然のことでして、
その自然の摂理に従った結果、「BASARA」全27巻、即読破。
そして今、揚羽の死を嘆き悲しんでいる。

こりゃあ新巻さん死亡説、ますます信憑性を帯びてくるな。
だってBASARAの揚羽は、7SEEDSにおける新巻さんでしょう!?

ああ。どっちも好きなのに。悲しい。
新巻さんはまだ死んでないけど。
きっと花を守って命を落とすんだわ…!(勝手な妄想)

しかし、期待以上に面白かったわ、BASARA。さすが。
「神様の言うとおり」とか「彼女は嘘を愛しすぎている」とか
今の人気漫画と平行して読んだけど、頭3つ以上抜きん出て面白かったわ、BASARA。

全27巻一気に友人に借りたんだけど、その際「よくBASARAを通らない人生を歩めたよね」
と言われ、暗に「BASARAも読まずに漫画好きとか言わないで」って言われてる気がしたんだけど、読了してみて案外気のせいでもなかったんじゃないかと思っている。
何故今まで出会ってなかったんだ!BASARA!
いや、これを読まずして、よく生きてこれたわ、わたし。

7SEEDSと似てるのは、日本全国を旅するところかしら?
同じく文明崩壊後の日本が舞台で、BASARAの世界では、王制が築かれている設定。原始時代と化した7SEEDSのような世界ではないので、捕食の心配はないものの、王の暴政に民が苦しめられている。
物語の主軸は大きく2つに分かれていて、
まず一つは、ある村に、王を倒し国民を救う「運命の子」と予言された子どもタタラが生まれるんだけど、王の末子・赤の王により村が襲われ殺されてしまう。
しかーし、「運命の子」に託された希望を繋ぐため、また村を襲われ兄を殺された復讐心により、タタラの双子の妹・更紗がタタラとして王を倒そうと立ち上がる!というのが本筋。
そしてもう一つが、お互い素性を知らずに知り合い、惹かれ合い、愛し合う更紗と赤の王・朱里の関係性。
憎き敵同士、愛し合う男女。
この相反する運命の悪戯のような2人の関係が、物語をハラハラさせます。
その関係を密かに知って愉しむ者まで現れるもんですから、これまたハラハラです。

何でそんな勘違いをしたのかは謎だけど、勝手に「ふしぎ遊戯」みたいなのを予想してたんだけど、全然ちゃうかった。
俄然、BASARAの方が面白い。
そもそものスケールがちゃう。

壮大。かつロマン。
魅せるセリフ。
本編25巻、中だるみ一切なし。無駄のない展開。
ファンへのサービス精神がたっぷり詰まった外伝(26巻・27巻)も、ぬかりない。
最終、何のわだかまりも残すことなくきっちり終わらす。
沢山、本当に沢山出てくる日本各地から集う脇役たちが皆、個性豊かで魅力的。
…これは7SEEDSでもそうなので、もはや田村先生の才能によるところだと思う。
あんなに大勢出てきたら、よほどの技量がない限りあんなにしっかり描ききれないよ、普通。

いやー、やばい。
世の中には面白い漫画いっぱいあるけど、こんなに完成度の高い作品はそうそう無いと思う。
どんなに人気漫画でも、途中ちょっとマンネリしたり、無駄にダラダラ引っ張ったりってよくあるけど、BASARAにはそうゆうのが一切ない。
隙なし!無駄なし!惰性なし!

冒頭に罵倒されても仕方ないくらいの大ネタバレしといてなんですが、わたしの悲痛の叫びは一旦忘れて、読んだことない人には是非とも死ぬまでには一度読んでほしい。
わたしもこの悲しみを受け入れたら、もう一度改めて一巻から読み直す予定。

ちなみにかの安室奈美恵が大好きだそうで、BASARAをイメージした曲まであるんだと。ちょっと聴いてみたい…



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