2015年7月1日

2015年7月1日。
感激いっぱいの一日だった。
わたしは多分、今日と言う日を一生忘れないだろう。

でも実は、わたしにとって忘れられない7月1日はもう一つある。
時は遡って、21年前の7月1日。
当時、小6だったわたしのハートがズタボロに傷ついた日。

大人になって思えば、そんなに大したことはないと思うし、そんなことで傷ついて馬鹿だなー!とも思うけど、当時のわたしにとっては目の前が真っ暗になる程の出来事だった。
いや実際に、貧血を起こして頭がぐらぐらして、視界の正面にあった歴史の年表がぐるーっと回転していた。
いつ保健室に運ばれてもおかしくなかったけど、立ってるのが精一杯だったけど、何とか耐えた。
意地で倒れなかった。

何があったのか。
平たく言うと、担任に叱られ、一日中教室の自席で立たされていた。
昨日、提出して帰らなくてはいけなかった算数か何かのプリントを提出していなかったのだ。
それは勿論わたしが悪いんだが。
問題はここからで、担任にそのプリントを家に持ち帰っただろう!と怒られたのだ。
でもそれは誤解で、そのプリントをわたしは机の中のお道具箱の上に置きっぱなしにして帰っていたので家には全く持って帰っておらず、カバンにすら入れていなかったのだが、担任曰く、昨日の放課後あなたの机を確認したが、プリントは入っていなかったとのこと。

一度は机に入れっぱなしだったことを訴えるも聞き入れて貰えず、今のわたしだったら「はぁ~⁉︎」と、強気に反論するだろうが、まだ幼気な少女だった頃のわたしが大人に歯向かえるはずもなく、言われるがままに自席に棒立ちするしかなかった。

普段から従順で、表立って怒られるようなことを仕出かすタイプではなかったわたしが、名指しで叱られ、しかも教室内で立たされるという事態。
幼気な少女の心が傷つくには十分でした。

皆の前で立たされるという恥ずかしさ。
信じて貰えないという悔しさ。
すごくすごく心にダメージを負った。
今のわたしが同じ目に遭ってもあんなに堪えないだろうけど、当時のわたしの心には深い深い傷が刻まれた。
未だにそれが7月1日の出来事だったと覚えている時点で、その傷の深さが知れよう。
その立たされていた時は絶対に泣くもんかと気を張っていたけど、放課後に張り詰めていた気持ちが緩んで泣いてしまったのもよく覚えている。

でも、家に帰って親には言わなかった。
今のわたしが当時の自分に会うことが出来たら、真っ先に親にチクれ!とアドバイスするところだが。
つーか、自分が親のフリしてあの担任に殴り込みに行くところだが。
当時のわたしは一切、親に話さなかった。
それは恥ずかしいとか悔しいとかいう気持ち以上に、親にがっかりされたくなかったように思う。
自分の子供が先生に叱られて立たされたなんて知ったら、この子は出来の悪い子なんだ…と思われてがっかりさせてしまう気がした。
悲しませてしまう気がした。
自分の子を恥だと思わせてしまう気がした。
だから言わなかったら、後日の家庭訪問か何かでそのことを担任から知らされた母はびっくりしていた。
しかしムカつくのはここからで。
担任はわたしが絶対に家で母にその話をして、母から自分にクレームが来るんじゃないかと思い、先手必勝な感じで「例の件は、お子さんもワザとやったんじゃないと思うんです」と、まるでわたしの味方かのような物言いをしたそうな。
まぁロクな担任じゃないのは知ってたし、あの先生のせいで登校拒否になった可哀想な子もいたので驚きはしなかったが、大人って汚いなーってつくづく思った一件でした。

たぶん高校生くらいまでは毎年7月1日が来ると思い出してた気がするけど、大人になってからは忘れた訳ではないけど、わざわざ思い出さなくなっていた。
それが今日久々に思い出したのは、あの嫌な思い出のイメージしかなかった7月1日が、それを上塗りするような感激の一日となったから。

今日、7月1日はたった1年3ヶ月しかいなかった職場の最終勤務日でした。
前の職場が6年くらい居たのに最終日がびっくりする程あっさりだったのに対して、今回は皆さんに素晴らしく温かい声を掛けて頂いて惜んで頂いて。
何で辞めるんだろ?って思った程にいい人たちばっかりで、ウルウルきてしまった。
正直、自分自身はそんなに馴染めなかったな~なんて思っていたのに、思ってた以上に必要とされてたようで。
別部署の方に「頼りにしてたのにー!」なんて言われた時には、迷惑しか掛けていないと思っていたので、本気でビックリした。
そろ~っとフェードアウトするように辞めようとしていたので、必要以上に伝えてなかったんだけど、あまり顔を合わせることのない方もどこで知ったか餞別をわざわざ用意してくれてたりして、本当に申し訳なさでいっぱい。
「元気でね」「頑張ってね」「寂しいなぁ」「また飲みましょう!」
自分が思っている以上に受け容れられていたことが、退職する日になってようやく実感したという。
感激しまくりの中、次の職場では、もっとちゃんと人と向き合おうと思った。

2015年7月1日。
わたしは多分、今日と言う日を一生忘れないだろう。

頂いた餞別やメッセージカードたち。
もはや感動しかない!
ありがとうございました!

さてさて。
「会社をやめて、旅に出よう」by河口恭吾をテーマソングに、ちょっくら福岡行ってきまー!



comment

管理者にだけ表示を許可する

05 | 2017/06 | 07
Su Mo Tu We Th Fr Sa
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
CATEGORY
SEARCH
ARCHIVES
MAIL

名前:
メール:
件名:
本文: