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イニシエーション・ラブ

「僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。
やがて僕らは恋に落ちて……。
甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説――
と思いきや、最後から2行目(絶対に先に読まないで!)で、
本書は全く違った物語に変貌する。
「必ず2回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。」

という小説「イニシエーション・ラブ」を読了。

「「人生で初めて人に薦めた本です!」とふかわりょうさんも大絶賛!」だの、
「2時間後のあなたは、本書をもういちど読み直しているはず。」だの、
うたい文句は立派なもんで、「ふーん」と軽い気持ちで読んでみたならば。

最後の2行で。
「や・ら・れ・た!」となりました。

この作品は前編のA-sideと後編のB-sideにわかれていて。
たっくんとマユの恋愛模様が全編通して続いていくわけなんですが。

かーなり陳腐な恋愛小説っぷりにハッキリ言って最初は苦痛との戦い(笑)
恋愛小説だと思って読んだらまだマシかもしれないけど、
こっちは「ミステリー作品」だと構えて読んでるもんだから尚更。

それでも我慢して読み進めると・・・
なーんか後半戦に入って微妙な違和感を感じつつ。
2人の恋愛模様の雲行きもどんどん怪しくなって。

最後に。

あーーーーーーーーー!!!
そゆコトーーーーーー!!!!!!

途端に前編を読み返したのは言うまでもない。
そしたら、至る所にトリックの伏線が張り巡らされておりました。

後半に感じていた微妙な違和感は全部、その伏線関連でした。
でも、それをしっかりトリックと見抜けかったのは、
全くミステリー要素ゼロの恋愛ドラマがずーっと進行していくおかげで、
そのへんのアンテナが鈍ってたというか。
後から読めば気づいても良さそーな伏線の表現でさえ、
微妙な違和感を感じる止まりで済んでしまってたんだよなー
そのへん作者・乾くるみの技量によるところだと思う。
うまいことできてた。
そして、前編にヒロインのマユちゃんの口から、
マンガ「NANA」の幸子の名ゼリフ「ワザとだよ?」に匹敵するほどの
発言が飛び出していたことに後から気づかされます。

時代はドラマ「男女七人」シリーズが流行っていた80年代が舞台で、
物語の各章にもその頃流行った懐メロのタイトルがつけられています。
でもよく考えたら、この頃を舞台にするからこそ成立した作品だとも思うので、
そのへんも含めホントよくできてるなーとカンシンした。

これから読む方へは。
単調で何の変哲もない恋愛ドラマがずーっと展開されますが、
投げることなく読み切ってください。
あと、あんまし予備知識入れずに読むことをオススメします。

ただ、この本を貸してくれた子は最後のどんでん返しをとんでもない勘違い解釈してたので、
それなりに最低ラインの読解力&記憶力は試されるかもしれません(笑)
まぁ1000人に一人くらいの発生率ではないかというくらいの勘違いっぷりやったけど。

comment

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おー読みたい!
でもQMIのじゃ無いんやなぁ。

まぁ、間違いなく、前半は苦痛の嵐やろな・・・。
恋愛ものは苦手中の苦手。
でも、気になるわー、その最後の2行!

探してみまーす!

いや、貸すで?笑
何か返すのいつでもいいみたいやし。笑

まぁ前半と言わず、後半も大概やで(笑)
恋愛モノが苦手やったら尚更かも(笑)
でも、読み終わった後、絶対戻って読み返してしまうことは保証します!

決まり!
貸して!

明日持ってきてー!

持ち主さんに、よろしく(笑)

家にあったのに(笑)
あなた、来たのに(笑)
全然貸せたのに(笑)

まぁまだしばらくは家にある予定なので、貸せると思う!
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