告白

湊かなえ作「告白」読了。

最近テレビでよくCMやってる松たか子主演の映画の原作本です。
以前、女の子市民ブログでも観たい映画ランキングみたいなの発表した時に
ランクインさせたはずですが、この映画、予想してた以上にプロモーションかかってて
キャスト陣も張り切ってテレビ出まくってるねー。もっと質素な扱いになるかと。意外。

で、本の話に戻りますが。

面白かったー!!!
ここ最近読んだ本の中でも最高レベル。

読み始めた時は、あまりにも改行が無い活字のだだ書きに
少し戸惑ったりもしたけれども。
徐々にその独特の世界観にハマってゆきます。
登場人物たちは全員何かしら歪んでるしね。

「後味悪い」なんて言われてるから、
実はそのへん相当覚悟して臨んだんだけど、
あたし的には全く問題なかったや。

確かに誰も救われない結末だったけども、
この作品の、負が負を呼ぶ、負に満ちまくった中では、
あんまし違和感かんじないとゆーか(笑)
変に一筋の光が差すような生ぬるく安易な終わり方するよか、
こんくらい徹底的に救いようないほうが、
ちょっと強引な言い方すると、むしろスッキリ!みたいな・・・。

って、森口先生の最後の話が嘘じゃなかったら、の話ですが。
「あなたの更生の第一歩だと思いませんか?」
この凍りつくような締めの一言にゾクゾクときたよ。

この森口先生を松たか子!
純粋に素晴らしいと思いました。
これ以上の人選はない気がする。
松たか子の演技力を持ってすれば、完璧な森口先生となるはず。

この小説は全部で6章から成って、
それぞれ語り手が変わってゆくんだけど、
面白いなぁと思ったのが、語り手が変われば、
同じ人物のことを話していても、
その人物像が違ったものになってしまうこと。
かなり限られた登場人物にも関わらず、
「んん?」っとなって振り返ったもん。
同じ人物のことを話してるとは思えなくて。

でもよく考えれば、ケンカをした2人がいたとして。
両者の話を聞けば必ず相手が悪いし、それぞれに言い分があり、
ゆってることも微妙に食い違ってたりするし・・・。
そーゆーことと同じ原理なんだろうなぁと思う。

原作読んで、ますます映画みたくなりました。
この独特の世界が映像化されているとゆうだけでも気になるのに、
それを中島哲也監督が撮ってるってとこが意外すぎな組み合わせで
ますます興味をそそります。
今までの作品でファンタジーちっくな映像のイメージが強いんだけど、
その監督の持ち前のセンスがどのように反映されているのか・・・想像できない!


comment

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これはマジおもしろい小説やった!!!
でもだから、映画になると、残念になってそうな予感がするから、観に行くか迷い中。
演者さんは素晴らしいけど、あの小説を映画でどうまとめるんやろー。

あたしのリサーチ内では映画も結構評判よろしよ~。
人によっては「本も面白かったけど、それ以上に映画の方が面白かった!」
ってゆー人までいたくらい。
あと、松さん絶賛派と、木村さん絶賛派に分かれるのも特徴。
ほんま、どうまとめてるんやろーな!
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