十二人の刺客2011~SABU編~

2月の刺客はー、SABUさん!
数年前からあたしの中でポストクドカン最有力候補じゃないかと睨んでた監督です。
んなわけで、SABU作品を極めようと勇んで何軒もレンタル屋さん行ったんだけど、
全然作品置いてなくてさー(涙)正直、けっこー苦労しました(笑)
しかも一番観たかった「弾丸ランナー」(そもそもこれ目当てでSABUさん取り上げたのに・・・)
は2月中にはとうとう観れず仕舞。だってマジでどこも置いてないんだもん・・・ふぁっく。
でもこのままじゃどーも納得いかないので、今年中には何とかどーにか観る!
ちょっと範疇外のTSUTAYAもチェックしてみようと思っています。
(そもそも三宮TSUTAYAの移転に伴う閉店よ・・・だいぶ痛い)
もしも誰か神戸市内で発見した暁には一報プリーズ!

そんなわけで掘り当てた4作品が以下。

「MONDAY」

これは4作品の中で一番おもしろかったー!
最初はよくわからんまま話が進んでいくんだけど、
少しずつ全貌が明らかになってゆく流れが面白い脚本でした。
まぁとにもかくにも飲みすぎ注意ってことですね。
記憶なくすほど飲むってアナタ。それはよくないよ。
そして特筆すべきは!
堤真一と松雪泰子のダンスシーン。

これ、邦画史に残る名ダンスシーンだわ。ええ。
主題歌を担当しているキャプテンファンクについては思わず調べまくった。
てっきり洋楽かと思いきや日本人DJだったことに驚き。
堤真一が一人踊り狂っていた(尾形さんが踊ってると思って見たら更に笑ける)
主題歌「Twist&Shout」には、心底惚れました。あたしも踊り狂いたい。


「DRIVE」

信号待ちをしながら、歩道を歩く美人OL(柴崎コウ)に見とれていた主人公(堤真一)の
車に乗り込んできたのは、マスクをかぶった銀行強盗3人組(寺尾進、大杉蓮、安藤政信)。
3人は金を持ち逃げした裏切り者(筧利夫)の車を追うべく主人公を脅すが、
彼は法定速度を違反することができない、超生真面目な男だった。

という、これ以上ない掴みはオーケーなあらすじで、結構期待してたんだけどね。
自分の道を見つけてどんどん抜けていく仲間たち・・・という展開が
ちょっと意外とゆーか変わった話やったなぁ。
最後は結局主人公ひとりが残ってしまうという。
斬新といえば斬新だったけど、ストーリーが進むにつれ加速じゃなく
減速していく感がどーも否めなかったかも・・・
でも、終わり方は結構好きでした。終わりよければ全て良しとゆーし、
そーゆー観点でゆくとまぁ良かったか。
あと「MONDAY」もそうだったんだけど、DVD特典がかなり充実してて、
そのへんかなり満足でした。やっぱあれで愛着だいぶ変わるよね。


「ホールドアップダウン」

SABUさんがポストクドカンだと思ってしまうのは、
スピード感ある脚本もそうなんだけど、このポイントも大きい。
「ジャニーズ起用」
クドカンのドラマはお決りのようにジャニーズくんたちが主演を張っているけども、
SABUさんの作品も割とジャニーズ軍とのタッグが多いような。
(黄金タッグは堤真一氏のようですが)
で、こちらの作品ではがっつりV6と。
公開当時、存在は知ってるけど、出演者が出演者なだけに、
これはV6ファンのための映画だと思っていたので一生縁ないと思ってたけど、
まさかこんな形で鑑賞することになろーとはね。
銀行強盗、刑事、牧師、ストリートミュージシャン・・・
とある事件をキッカケに絡み合う人間模様。
と、作品の類としては割と好きなニュアンスだったし、
途中まではそこそこ楽しんで観てたけど、終盤がちょいとキツかったかなー
6人が集結して、バトルしあうところ。
元々あたしが暴力シーンがあまり得意ではないというのも大きいかもしれないが。
それにしても長い。尺長すぎ。
あんなに長いと感じたのはドラマ「ラブコンプレックス」の最終回、
反町vs唐沢バトル以来じゃなかろーか。
あれがもーちょいサクっと終えていたら、もーちょい評価したんだけどなーあ。


「疾走」

これはSABU監督作品の中で唯一オリジナルではない、つまり、原作のある作品。
重松清の小説「疾走」の映画化です。
主演は手越くん。まさかの手越くん。あたしが彼の主演作を観る日が来ようとはなー・・・。
でも脇には中谷美紀や豊川悦司、大杉蓮に寺島進など、なかなかのメンツ揃い。
あとチョイ役で加瀬くんも出てたー。

内容は思ってた以上に暗くて、救いようのない非情な物語。
優秀だった兄の精神崩壊から一家離散、いじめ、暴力、殺人・・・・15歳という短い人生。

お恥ずかしながら重松さんの小説って全く読んだことないんだけど、
こんな重い話書く人だったんだね。勝手に爽やかな印象持ってたんだけど。
驚きでした。
でもこれできれば小説で触れたい作品だったかも。
この内容が文章になったとき、たぶん凄く心にどっしり乗っかって映画以上に後に残る気がする。
最後の命の遂げ方がさ、映画化にあたって忠実に再現されてたのかどうかは知らないけど、
どうも映像でみると、「そんな馬鹿なー!」と思ってしまったのよ、正直。
なんだかやりきれない。そんな感覚が残りました。
でもそのままドロドロと終わるのではなく、最後は少し希望を持たせるような終え方だったのが
ちょっと救われたかな。(まぁあれはあれで「そんな馬鹿なー!」とならなくはないが)


そして、SABUさんのことはあたし、監督としてしか知らなかったんだけど、
実は役者もやってたようで。つーか、もともとは役者だったようで。
へー!ってことで役者としての顔もチェックしときました。
ってことでオマケ扱いで。
「ジョゼと虎と魚たち」
で、オマケ扱いのくせに感想長くなりそうやけど、思いつくままに。

あたしはくるりというバンドの曲を指折り数えれるくらいにしか知らないんだけど。
そんな彼らの曲の中でダントツに好きなのが「ハイウェイ」という曲で。
仕事場でもしょっちゅう流すし、毎年定期的に無性に聴きたくなる曲で。
人生のフェイバリットソングBEST10には入らんだろーが、
まぁBEST100くらいなら余裕でランクインする。
(洋楽メインのランキングだろーし、特別贔屓にしているバンドでもないのに、これは凄い快挙だよ!)
で、この曲がこの映画の主題歌でね。
とにかく元々めちゃ好きな曲だったわけですが、映画観終わったあとは、
「めちゃ好きな曲」から「めちゃくちゃ大好きな曲」くらいにレベルアップを果たしました。
映画自体もむちゃくちゃ良くって、観終わったあと3日間くらいは
ついついぼーっと映画のシーンをリフレインしてしまっていたよ。
仕事中とかね、ふとした瞬間にgo to 白昼夢。go toジョゼworld。って感じでした。
そんくらい尾を引く、つまり、心に残る素晴らしい映画。
くるりの「ハイウェイ」が流れだすエンドロールで、思わず涙がぽろって流れてた。
人が死ぬわけじゃないのに、こんなに切なくて涙がでる映画はちょーレアだと思う。
そして例えばあの主題歌がミスチルとかでも駄目だったと思う。ジョゼにはくるりだ。

本編堪能したあと、監督×つまぶっきー×千鶴ちゃんのコメンタリーverも
しっかり堪能してしもーたよ。

SABUさんに関してはほんとチョイ役だったんだけど、
他の作品の特典映像で散々普段の振舞いを見てたけど、もうそのまんまでした(笑)

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